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まずなんと書いたらいいかわからないけど、とにかくあの大きな地震からもう1ヶ月が経とうとしてる。
この1ヶ月はそれまでとわ別世界のようで、とにかく不安定で忙しかった。
いろんなことに時間をとられて、なかなか自分の思うように生活するのが大変。


1週間ほど実家の高松に帰省したり、戻って延期になったレコーディングに参加したり、その間にも
今回の被害や原発のこと、放射能のこと、いろんな情報が入ってくる。
自分でも色々と興味がわいて、色々調べはじめた。
水や空気、食べ物、停電、友人や仕事でお世話になった方々それぞれのこと、考えることが桁違いに増えてて、今もまだ整理できてない。
こんなときに音楽とか言ってられないのでは?という思いが常に浮かんできて、なかなか集中できない。

でも、勉強しながらもやっていくしかない。
もっと大きな被害にあわれた方もたくさんいる。

こういう大きな大変なことが起きてむしろ気づかされたことがたくさんある。

地震直後に電話やメールがまったく使えなくなって、いかにそういう通信手段に依存してたか気づいた。
計画停電ではあまりに電気に依存していること。
何でも手に入る便利な(しかしかなりもろい)時代に生きてるということ。
そういう色々な便利のお陰で、かなり自分が緩んでいたこと。
自分の好きな音楽や仕事が、平和や安定した社会の前提の上に成り立ってるという当たり前のこと。

地震があったことは悲しいことに間違いはないけど、そのことを通じて自分の気持ちが引き締まったし、
いろんなことに感謝できるようになって、生きてること自体をリアルに実感できるようになったことも
間違いない。

大阪に住んでて、阪神淡路大震災を経験したときのことをたくさん忘れていたことに気づいた。

この気持ちを忘れたくないなと思ってます。
この経験のダメージは大きいけど、必ず大きな糧になる部分がたくさんあると思う。

このたびの地震によって被害を受けられた皆さんのことを忘れずに、自分に出来る事を探します。

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